About
とび・土工・コンクリート工事の概要
とび・土工・コンクリート工事は、足場、仮設、掘削、盛土、コンクリート打設など幅広い土工・基礎的作業に関わる工事です。
建設業許可上の業種理解を助けるための一般説明であり、特定企業の施工実績や対応可否を示すものではありません。
候補会社が見つかったら、建設会社を発注前に確認する手順に沿って、会社の実在、必要な許可、類似実績、見積もりを比較します。
Detail
とび・土工・コンクリート工事に含まれる工事の範囲
建設業許可における「とび・土工・コンクリート工事」は、建設業許可事務ガイドラインで次の5つの内容に区分されており、対象が土木・建築のさまざまな場面にまたがる業種です。
- 足場・鉄骨組立て・重量物運搬とび工事、足場等仮設工事、クレーン等による重量物の揚重運搬配置工事、現場での鉄骨組立て工事、コンクリートブロック据付け工事が該当します。
- くい打ち・くい抜きくい工事、くい打ち工事、くい抜き工事、場所打ぐい工事など、基礎のくいに関わる工事です。
- 掘削・盛土土工事、掘削工事、根切り工事、発破工事、盛土工事など、土砂の掘削・盛り上げ・締固めに関わる工事です。
- コンクリートによる工作物の築造コンクリート工事、コンクリート打設工事、コンクリート圧送工事、プレストレストコンクリート工事が該当します。
- その他基礎的・準備的な工事地盤改良工事、土留め工事、法面保護工事、道路付属物設置工事、外構工事、アンカー工事など、他の専門工事の前提となる工事も幅広く含まれます。
とび・土工・コンクリート工事の許可を取得している業者数は全業種の中で最も多く、全体の4割近くを占めています。対象が広いため、同じ許可を持つ会社でも、足場や仮設が中心の会社、土工事や地盤改良が中心の会社、外構工事が中心の会社など、実際の得意分野には幅があります。
Detail
解体工事・鋼構造物工事との違い
とび・土工・コンクリート工事は対象が広いため、隣接する業種との境界が建設業許可事務ガイドラインで細かく整理されています。特に確認されることが多いのが、解体工事業との関係と鋼構造物工事との関係です。
解体工事業は2016年6月の建設業法改正で新設された業種です。新設前は工作物の解体工事の多くがとび・土工・コンクリート工事の許可の範囲で行われており、新設時点でとび・土工工事業の許可を受けていた事業者は、2019年5月31日までの経過措置期間に限り、解体工事業の許可がなくても解体工事を施工できました。この経過措置は終了しており、現在、工作物の解体のみを請け負う工事には解体工事の許可が必要です。なお、総合的な企画・指導・調整のもとで土木工作物や建築物を解体する工事は、それぞれ土木一式工事・建築一式工事に該当します。
もう一つの代表的な境界が鋼構造物工事との関係です。鉄骨の製作・加工から組立てまでを一貫して請け負うのは鋼構造物工事の「鉄骨工事」であり、すでに加工された鉄骨を現場で組み立てることのみを請け負うのがとび・土工・コンクリート工事の「鉄骨組立て工事」です。屋外広告物の設置についても同じ考え方があり、製作・加工から設置まで一貫して請け負う場合は鋼構造物工事、それ以外はとび・土工・コンクリート工事に区分されます。
そのほか、根固めブロックや消波ブロックの据付けなど土木工事で規模の大きいコンクリートブロックを扱う工事はとび・土工・コンクリート工事に該当しますが、建築物の内外装として擬石を張り付ける工事や、法面処理・擁壁としてコンクリートブロックを積む工事は石工事に区分されます。土木一式工事との関係では、個別の専門工事はそれぞれの業種に、総合的な企画・指導・調整のもとで土木工作物を建設する工事は土木一式工事に区分されます。
Detail
許可まわりのポイント
建設業許可が必要になるのは、一定の請負金額以上の工事を請け負う場合です。とび・土工・コンクリート工事を含む建築一式工事以外の業種では、工事1件の請負代金が税込500万円未満であれば「軽微な建設工事」とされ、許可がなくても請け負えます。注文者が材料を提供する場合は、その材料費や運送費も請負代金に含めて判断されます。
そのため、小規模な足場の設置や外構の一部工事などは、とび・土工・コンクリート工事の許可を持たない会社でも施工できます。一方で、税込500万円以上の工事を請け負うにはとび・土工工事業の許可が必要であり、許可の有無は規模の大きい工事を任せられる体制かどうかを見るひとつの目安になります。
対象工事の範囲が広い分、現場で必要な資格や届出も工事内容によって異なります。足場の組立てには足場の組立て等作業主任者、地山の掘削には地山の掘削作業主任者など、労働安全衛生法に基づく資格者の配置が工事内容ごとに求められます。とび・土工工事業の技術者要件には、土木施工管理技士や建築施工管理技士(躯体)などが使われます。依頼したい工事の内容によって確認すべき資格や体制が変わるため、問い合わせの際に工事内容を具体的に伝えることが確認の近道です。
Detail
依頼・比較のときに確認したいこと
とび・土工・コンクリート工事の会社を探すときは、まず依頼したい工事が足場・仮設、土工事・地盤改良、外構、コンクリート工事のどれに近いかを整理します。同じ許可でも、会社ごとに得意な工程が異なるためです。
- 依頼内容との一致足場、掘削・盛土、外構など、依頼したい工事に近い実績があるかを確認します。
- 対応エリア営業所の所在地と、実際に対応している地域をセットで確認します。
- 許可・体制の状況請負金額が大きい工事ではとび・土工工事業の許可、解体を伴う工事では解体工事業の許可があるかを確認材料にします。
- 見積もりの前提仮設期間や産業廃棄物の処分方法、追加工事が発生した場合の扱いを見積もり時に確認します。
許可情報は、依頼先の候補を整理するための入口であり、施工品質を保証するものではありません。許可業種の考え方は許可業種の見方で、許可番号や有効期間の確認方法は建設業許可番号の見方で整理しています。候補が絞れたら、会社詳細ページで許可業種と所在地を確認し、問い合わせで実績と対応範囲を確かめる流れが現実的です。
Examples
一般的な工事例

建物や構造物の工事に必要な足場や仮設設備を設置します。

基礎工事や造成工事のために地盤を掘る、埋め戻す、整える作業です。

基礎や構造部分などにコンクリートを打ち込む作業が含まれます。
Area Filter
エリアで絞り込む
北海道・東北
関東
中部
近畿
中国・四国
九州・沖縄
Find Companies
とび・土工・コンクリート工事の許可を持つ会社
取得済みデータ 184,931社のうち一部を表示しています。都道府県を選ぶと、その地域の会社一覧へ移動します。
富山県中新川郡立山町 / 富山県知事許可 第000001号
土木一式、建築一式、大工、とび・土工・コンクリート、石長野県大町 / 長野県知事許可 第000001号
表彰・認定:工事成績優秀企業など4件
土木一式、建築一式、大工、とび・土工・コンクリート、石千葉県千葉市 / 千葉県知事許可 第000001号
とび・土工・コンクリート愛知県豊橋市 / 愛知県知事許可 第000001号
建築一式、とび・土工・コンクリート、屋根、塗装、防水茨城県日立市 / 関東地方整備局 第000001号
表彰・認定:健康経営優良法人など3件
土木一式、建築一式、大工、とび・土工・コンクリート、石愛媛県西条市 / 愛媛県知事許可 第000001号
表彰・認定:工事成績優秀企業など3件
土木一式、建築一式、とび・土工・コンクリート、管、舗装宮城県角田市 / 宮城県知事許可 第000001号
土木一式、建築一式、とび・土工・コンクリート、石、舗装徳島県徳島市 / 徳島県知事許可 第000001号
建築一式、大工、左官、とび・土工・コンクリート、石岡山県岡山市 / 岡山県知事許可 第000001号
土木一式、建築一式、大工、左官、とび・土工・コンクリート群馬県前橋市 / 群馬県知事許可 第000001号
土木一式、建築一式、とび・土工・コンクリート、石、管沖縄県沖縄市 / 沖縄県知事許可 第000001号
土木一式、建築一式、大工、左官、とび・土工・コンクリート茨城県水戸市 / 茨城県知事許可 第000001号
土木一式、とび・土工・コンクリート、電気、管、機械器具設置FAQ
よくある質問
足場の設置だけでも、とび・土工・コンクリート工事の許可を持つ会社に頼む必要がありますか?
工事1件の請負代金が税込500万円未満であれば、とび・土工・コンクリート工事の許可がなくても請け負えます。小規模な足場工事では、許可の有無よりも施工実績と安全管理の体制を確認します。
解体を伴う工事は、とび・土工・コンクリート工事の会社に頼めますか?
工作物の解体のみを請け負う工事には解体工事業の許可が必要です。2016年の解体工事業新設に伴う経過措置は2019年5月末で終了しているため、解体を含む工事では解体工事業の許可も確認します。
鉄骨の組立てを依頼する場合、とび・土工・コンクリート工事と鋼構造物工事のどちらに頼めばよいですか?
鉄骨の製作・加工から組立てまで一貫して依頼する場合は鋼構造物工事、すでに加工された鉄骨を現場で組み立てるだけの場合はとび・土工・コンクリート工事が対応範囲です。依頼内容を伝えて確認します。